到着しました 2012 オーストリア語学研修#04

31日は、午前4時30分にCairnsに到着。
予定より早く着いたので、Hostfamily
も揃っていませんでしたが、CCEの校長先生
が早めに来ておられたので安心でした。

20120731-155630.jpg
Hostfamilyのところで朝食を取ったあと、CCEでの授業開始です。

20120731-160005.jpg
日本人スタッフから「日本語禁止」と注意をうけます。
担任のプリシラ先生はとても明るい親切な方です。

出発間近です 2012 オーストリア語学研修 #03

校長先生を始め、たくさんの見送りの中無事にチェックインできました。

20120730-182552.jpg

関空へ 2012 オーストリア語学研修 #02

ケアンズのマクドナルドからマジでUP
出来るかやってみるまでわかりません。
がんばります。

20120730-142046.jpg
ipad2から更新。

7月18日(水)「生活と自立の時間」ソーセージパン作り

       『クリスタルの約30くらいクッキング~♪』

今回は1年生も参加し全員で取り組んだ。この日は50分×2限分の時間があるので、最初に翌19日(木)に八尾プリズムホールで実施される「人権行事」に参加するための自宅からのルート確認(直接現地集合の行事の場合には、普段の通学ルートと異なるのでいつも実施)。

近頃はインターネットで電車乗換ルートや時間そして金額、自転車の場合は地図だけでなく街並みの写真まで確認できるのですごく便利。

次に2学期実施予定の校外実習(東大阪市立埋蔵文化財センター)の体験内容のアンケート(割と希望が分散したのでよかった。9月が楽しみ)をした後、パン作りの作業に取り掛かった。

ホットケーキミックス(おっとこれは商品名か?)を十分練って、ひも状にした後、平らにしてソーセージに巻きつける。練る作業が一番のポイントで、これの良しあしで食感が変わってくる。ここまで出来たらフライパンで焼くだけ。ホットプレートもあるが、支援室のブレーカーが耐えられないので今回はカセットコンロ3台で実施。

それで火加減が2番目のポイント、焦げすぎないように。自分の分は全部自分でやるのでみんな真剣そのもの(人のんやったらどうやろか?)。外見を人形(ひとがた)にする者もいて、なかなか楽しくそして美味しい企画だった。焼きあがったらケチャップやマスタードをつけてパクッ。

      ⇐ 料理の手順を教えてもらってます。美味しくできるかな?

          
          ⇑ いよいよ調理開始。みんな一生懸命に生地を練っていました。 ⇑

                         
               ⇑ 『人形パン』です。この芸術性素晴らしいでしょう? ⇑

           
      ⇑ 調理終了。とっても簡単にできるのでみなさんも自分で試してみてはいかが?? ⇑

7月11日(水)「生活と自立の時間」花時計

                    時計にりを!!』

今回は2,3年生で行った。これは大阪府八尾土木事務所主催の「フラワーファクトリー」という事業で、本校としてはこの3年間は夏冬の恒例行事となっていて、
土木事務所から提供される花の種(今期はマリーゴールドとジニア)を本校で育てるというもの。

たくさん苗ができた年は近隣の小学校にも配って育ててもらっている。

これは自立支援室だけの取り組みではなく、教頭先生・指導教諭など職員有志や生徒会役員・野球部・サッカー部などクラブ員の参加によって成り立っている。皆さんいつも御苦労さまです。

マリーゴールドは案外背が高くなるので針が当たらない文字盤の周囲(注:昨年は知らなかったので花たちには3本の針との定期的な戦いを強いてしまった。ゴメンナサイ。でも彼らは最後まで立派に戦ったのだった)に支援室生徒が植え、

ジニアは背が低いということなので(ホンマかなあ)中央部にサッカー部有志が、残りはプランターに野球部有志が植えて玄関前に。

マリーゴールドは一部花が咲きはじめているがジニアはいつかなあ。咲きそろうのが楽しみ。

追伸 今年の七夕の短冊は全部で302枚ありました。願い事が全部かなうといいね。

          
       ⇑ 炎天下での作業。ねぇ太陽さん。ちょっと休憩してもよかったんじゃないかな?

          
    ⇑ 生徒たちも頑張ってます!  ⇑ 完成!!参加した皆さんお疲れ様でした。
                                      プランターの方も楽しみですね。

2012 オーストリア語学研修 #01

2006年以来実施していなかった海外語学研修を今年は実施することになりました。
5月末に参加者を決定してから数回の英語研修を実施。
大阪府の「使える英語プロジェクト」からも支援を受けております。
7月30日出発から、「八尾翠翔高校HPお知らせ・新着情報」にてオーストラリア・ケアンズから順次UPする予定です。

図書館見学会 第2日目も終了

平成24年度の図書館見学会が無事に終了しました。のべで180名ほどの参加者がありました。昨年度の参加者が50名をきっていたので、それをふまえた見学会の設定などに窮屈なところがあったかもわかりません。暑い中、来てくれた中学生のみなさん、本当にありがとう。これをきっかけに、より本に、読書に親しんでくださいね。
お暑い中、足を運んでいただいた保護者の方々もありがとうございました。短い時間でしたが、本校の様子を知っていただくことができたのではないかと思います。お寄せいただいたアンケートの結果については、今後のあり方に反映してまいりたいと思います。

図書館見学会(平成24年度) 1日目

本日7月25日(水)、平成24年度の図書館見学会の第1日目を開催しました。保護者と中学生あわせて午前中だけで70名を超える参加がありました。暑い中、参加してくれた中学生のみなさん、どうもありがとう。

10:30からの校内見学は多人数でまわったので、ゆっくりと見学してもらえなかったところがあるかもわかりませんが、3年生が講習でかんばっている姿などを見てもらえたと思います。その後図書館にもどって私のほうから八尾翠翔高校についての説明をさせてもらいました。本校の図書館の印象はどうだったでしょうか。秋、10月には体験入学もありますので、そちらにもぜひ参加してください。付き添っていただいていた保護者の方々も、どうもありがとうございました。今後のお子様の進路選択の参考にしていただければ幸いに存じます。

図書館見学会は明日26日にも開催します。校内見学会への参加を希望する場合は、10:30、14:00のどちらかまでに図書館に来てくださいね。保護者の方もよろしくお願いいたします。
                                             

総務部長

 

この1冊:第11回 『日本人なら知っておきたい日本文学』(幻冬舎)

題名だけを読むと、いわゆるカタい日本文学の解説書と思ってしまいます。しかし、中身は日本の古典文学を扱ったコミック新書です。古典の作者やその登場人物で個性的なキャラクターを9人とりあげて、漫画とエッセイで愉快に紹介したものです。この手のものにはおもしろさを追求するだけで、内容がずいぶんとお粗末なものがあります。けれども、これはきっちりと古典の内容を押さえたものになっています(現代風に相当デフォルメされていますが)。

実は古典作品は現代のサブカルチャー文化にも大いに影響を与えています。たとえば、宮崎アニメの名作『風の谷のナウシカ』のヒロインは堤中納言物語の「虫めづる姫君」にヒントを得て、造型されています(宮崎駿自身が述べています)。きっかけはどのようであれ、とにかく古典の世界に興味を持ち、親しみを持つことがまず必要だと私は考えています。

読んでいておもしろい。私も何度か笑ってしまいました。それに、人物の画がかわいらしくて、キュートです。清少納言など「えっ、授業で扱っているイメージとちがうけどなあ…まあ、かわいらしいからいいかな?」とおカタい国語の教師に思わせるくらいです。

画を紹介することはできないので、人物たちのキャッチコピーをいくつか採りあげて載せておきます。それぞれ誰のことだかわかりますか。

①〈 言いたい放題 〉
②〈 ぐるぐる悩む 〉
③〈 イケメン戦隊の司令官 〉
④〈 夢見るオタク少女 〉
⑤〈 脱サラ・フリーランサー 〉

正解は①清少納言②紫式部③源頼光④菅原孝標女⑤兼好法師です。たとえば、鬼退治で有名な③源頼光の漫画では彼にしたがった「四天王」と呼ばれた屈強の武士たちがカラーレンジャーになぞらえられています(レッド役が渡辺綱といった具合です)。「皆きらきらしく魂太く愚かなる事なかりけり(それらの若者はみんなきらびやかで見た目もよく、勇敢で文句のつけようがなかった)」と実際に今昔物語集に出ているからです。

その他、清少納言や紫式部、藤原道長などの章での人物同士のやりとりなど、軽快で非常に上手に描いてあると思います。エッセイ部分を担当している海野凪子さんは外国人向けの日本語講師をしている方ですが、途中にはさんである日本文学にまつわる四コマ漫画にもそれが反映していて笑えます。芥川龍之介『羅生門』には魚を蛇だと偽って売ることを「悪」だとする場面が出てきますが、ある外国人生徒に「蛇は美味しいのになにが悪いことなのかわからない」と言われたそうです…

前回紹介した『光源氏の一生』などでも、まだ古典の世界にとっつきにくさを感じる人でも、この本ならばまず大丈夫でしょう。これを読むだけでも、古典の教養と知識がけっこう身につくと思います。本校図書館には古典関係の親しみやすい入門書がたくさんあります。ぜひとも活用して、すばらしい日本古典文学の世界に親しんでください。

塾長説明会開催しました

7月19日(木)に平成24年度の塾長説明会を行いました。当日は暑い折にもかかわりませず、多くの塾長の方々に足をお運びいただきまして、ありがとうございました。

進路部長の中須賀、3年学年主任の鳥羽より八尾翠翔高校の現状や生徒の学校生活の様子、生徒指導の理念や進路指導の方針などを説明いたしました。アンケートにも多数ご協力いただきました。励ましの言葉をたくさん書いていただき、私どもも大変勇気づけられる思いがいたしました。また、改善すべきだとご指摘いただいた点につきましても、可能なかぎり、今後に活かしてまいりたいと考えております。

本日の人権映画鑑賞(八尾プリズムホール)について

7月19日の人権映画観賞は、予定通り実施いたします。

学校長 徳丸達也

「大阪府立高校進学フェア2013」開催のご案内

大阪府内の公立高校が一堂に集まり、中学生やその保護者の方々を対象に
公立高校の魅力と進路選択の際に必要な情報を知っていただけるイベントです。
各学校の進学ガイダンスのほか、イベントステージでは入試制度の説明、吹奏楽、
ダンスなどの高校生のパフォーマンス、府立高校出身で関西テレビの山本浩之アナウンサーと
ファッションモデルのアン・ミカさんによるトークショーを予定しています。

以下のURLからリンクしています。
ぜひ「府立高校進学フェア」に参加されることをお勧めします。
http://www.pref.osaka.jp/kotogakko/tyugakusei/h25_fair.html

この1冊:第10回 池田弥三郎『光源氏の一生』(講談社現代新書)

 古典の時間、生徒にその年度で『源氏物語』を最初に教える授業のたびに、私は軽い興奮を覚えます。いよいよ、この子たちにわが国最高の文学作品を紹介することになるのだ、と力が入ります。高校の古典では『源氏』が出てくるのは二年生になってからです。

 まずはじめに、生徒に言うのは、『源氏』はこれまで君たちが読んできた「古文」とは文学的に質が違うものなのだ、ということです。物語に限定すれば、一年生の間に読むものは、ストーリーや人間描写の点で単純なものがほとんどです。(言葉自体が慣れないものなので、それは仕方がありません。)『源氏』はその点で、はるかに複雑です。そして、奥が深い。ヨーロッパで本格的な長編小説が書かれだすのは500年後なのですが、近代に入って、欧米の文学者たちが極東のはるか昔の一人の女性の手によって、このようなすばらしい作品が書かれていたことを「発見」して、驚いたのも無理はありません。

 『源氏』の主人公は言うまでもなく光源氏です。光源氏というと、どうしても女性遍歴を重ねる浮薄な男というイメージを抱く人が多いようですが、彼はけっしてそのような軽々しい男性ではありません。彼は精神的に彫りの深い、陰影に富んだ内面を持つ人物です。たしかに「色ごのみ」の力によって、多くの女性たちと交渉を持ちます。そして、女性たちは一様に大変な苦しみを味わいます。しかし、彼女たちはその死ぬほどの苦しみと引き換えに「女性」としての自分にめざめ、自分たちがこの世にどうして女性として生まれてきたのか、ということを深く了解するのです。それと同時に光源氏自身も大変な苦しみを覚え、より人間的に大きくなってゆきます。また、光源氏は権力を獲得してゆく面でも芯の太い、強い政治力を発揮してゆくのです。これほど深くて複雑な魅力を持ったキャラクターはなかなかいません。

 池田弥三郎の『光源氏の一生』はそういう光源氏を中心に据えて、『源氏』のストーリーのエッセンスをまとめたものです。(したがって、光源氏があまり活躍しない場面や、その死後の世界は扱われていません。)大変わかりやすい文体で書かれています。最初のほうを少し引用してみましょう。

 「その年は、光源氏にとって、さびしいお正月でした。
去年の秋、最愛の妻が、光源氏をあとにのこして、先立ってしまったからです。」

話はこのあと、光源氏の父帝と母更衣の出会いと別れへとさかのぼってゆきます。私自身も大学生の時に、この本によって『源氏』の梗概をつかんだことがその後大いに役立っています。最近では、『源氏』入門書として、漫画を駆使したものなど様々な本が出ていますが、この一冊がとても親しみやすくて、すぐれた『源氏』への、そして古典文学への入門書であることは変わりありません。新書として1964年に発行された本書が70刷を重ねていまだに読まれつづけていることによっても、それが証明されていると思います。

 

この1冊: 第9回竹田青嗣『中学生からの哲学「超」入門』(ちくまプリマー新書)

人間にとって、自分を含めた人間存在ほど謎に満ちたものはありません。古来、東西の思想家たちが人間について様々な考えを述べてきました。思春期から青年期にかけては自意識も強くなり、内面に苦悩を抱え込みやすくなります。そういう時、原理的にしっかりとものごとの本質を考えることで、ものの見方が的確になり、自分についての思索も深まるはずです。ですから、高校生であってもできれば哲学書に親しんでおくのがよいと思います(それに、大学入試の評論問題では、思想哲学関係のものが頻出しますしね)。

しかし、いざ、勧めようとすると、彼ら彼女らが自分で完読するのに、適当な内容と文章レベルを持ったものがなかなか見あたりません。それでも、何冊か良いと思うものがあります。今回はその中から一冊を紹介します。

著者の竹田青嗣さんは大阪府出身です。現代思想をわかりやすく解説する方として有名です。彼は自分が在日韓国人であることをめぐって、思春期頃から大きなアイデンティティの危機を経験しました。(本名、日本名、通称、ペンネームというふうに、多いときには四つの名前を持つこともあったようです。)内面の危機を克服するために、彼は哲学書を読んでみるのですが、難しくてわからないために、哲学を嫌うようになってしまいます。大学を卒業してからも、定職に就かず、井上陽水の歌を心のささえにして、ボイラーマンのアルバイトを数年間つづけました。20代の半ばには悪夢や金縛りにひどく悩むようになりました。いわゆる不安神経症です。

 そういう竹田さんでしたが、精神分析学と現象学に出会って、劇的に「思想」に目覚めるのです。社会の抑圧的な権力と結びついた「専門的な知」を乗り越えるのが、現実の生活場面から立ち上がった「思想」である。以後、柔軟な思考を特徴とする竹田哲学の書物がたくさん書かれてゆきます。(いわゆる「在日問題」のなかに、「日本の文学や思想が抱えているすべての問題がやはりそのまま含まれている」という認識にも達します。哲学的思考は個別の問題のなかにも普遍的な問題性を見いだす好例です。)

 この本は竹田さんが若い読者のために自分の考えをわかりやすく綴った新書です。岩波ジュニア新書にも『哲学ってなんだ』という高校生向けのものがありますが、それよりももう一段かみくだいた内容になっています。全体は四つの部分に分かれています。少しずつポイントを紹介しましょう。

Ⅰ 自分とは何者か…ここでは竹田さんが自身の若い頃を振り返って、神経症克服の経緯や若者が抱える心の問題を分析しています。高校生にとても参考になる部分です。
Ⅱ 世界はどうなっているか…主に宗教とのちがいに焦点を当てて、哲学の特質を解説しています。基本的に「物語」のかたちをとる「宗教」に対して、哲学は「概念」と「原理」を使うのです。入試の現代文評論読解のための、とてもわかりやすい入門案内にもなっていると思います(まず哲学や思想の基本的な枠組みを知ることが大切なのです)。
Ⅲ なぜルールがあるのか…ここは竹田哲学の真骨頂にあたります。社会とは様々なルールの束によって形成されたものである。人生とは欲望欲求をめぐって自分と他人の間で行われる「ゲーム」のようなものだ。社会のルールを知らなかったり、守れなかったりする者はその人生というゲームに参加できないのです。これだけで、社会の仕組みがすべて理解できるわけではありませんが、その基本的なところをうまく説明しています。
Ⅳ 幸福とは何か…この本の副題にもなっている「自分の意志を持つこと」がとりあげられます。多くの人が抱く社会的な欲望を「一般欲望(たとえば、高い地位について、高級な住宅に住みたいなど)」と言います。それをしっかりと吟味して振り回されないようにし、自分固有の目標を見いだし、それに向かうこと。他人の欲望になびかずに自分の意志で人生を歩むことが幸福の条件だということです。

 高校生が自分のものの見方について考え、作りあげるための哲学入門書として推薦します。

7月3日(火)1学期 期末考査 始まる

試練。来たる!!

ついにというか、もうきたかというか、またきてしもたかというべきか。
夏休み前の試練、期末考査初日を迎えた。

支援室では、考査問題は人それぞれ、さらに科目ごとに違っている。問題の種類は、原学級と同じ問題、同じ問題だが持ち込みが可能なもの、個別問題(これは教科担当の先生方は大変なのだが、快く作ってくださっている。ありがとうございます)など3種類ある。

というわけで原学級では考査は受けにくいので、考査期間中は、原学級にはいかずに朝から帰るまで支援室(西)で過ごす。原学級に行けなくて寂しいと感じるものもいれば、こっちの方が良いというものもいて、本当に人それぞれ。生徒たちには頑張って勉強してもらいましょう。

ちなみに次の考査までの待ち時間があれば、別室の支援室(東)で自習。もちろん職員の監督付き。質問ができて喜ぶ者もいれば、そうでない者もーーー。やっぱりこれも人それぞれ。

                         

                 日々成果を見せる時。みんな頑張ってます!



そうそう、放課後残って個別補講をしてもらうことも度々(先生方本当にありがとうございます)。

                         

             本番前にできる質問の最後のチャンス。先生方とても助かります。



追伸 朝、流し台を見たら水の入ったあの飼育瓶(写真参照)が。「ということは、死んでしもた(下降気味に)」と私。その後に来た室員が同じ瓶を見て「ということは、死んでしもた(上昇気味に)」。
うーん、やっぱりこれも人それぞれ。ともあれカナヘビさん、どうか成仏してください。決して恨まないでね。

                          

                カナヘビさん達。安らかにお眠りください・・・(>人<)

6月29日(金)七夕飾り食堂前に設置

 〚星に願いを〛
                ミ /彡   :::.゜。 ゜・。゜゜. .  .
            ..ミ、|ミ //彡 
            ミ.|.ミ/ ./.|   :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .
            .|//|.  []  ゜゜。・。゜
            /.  []  

例年、支援室では七夕飾りを企画している。笹は旧職員の知り合いの方に頂いている。今年もわざわざ学校まで持ってきていただいた。ありがとうございます。

この行事のコンセプトは、クリスタルが年中行事を主催することで全校の皆さんが季節感を味わうお手伝いをすることにある。

具体的な活動としては、短冊を色紙を切って作り、笹を設置し、皆さんに願い事を書いてもらって付けてもらう。願い事の中身は 「進路実現」 「学業成就」 「公式戦勝利」 「恋愛成就」 などなど。

「やっぱり青春やなあ」「若いっていいなあ」と思わずつぶやいてしまう---。

ちなみに今年もツバメがここに巣をつくって子育ての真っ最中。季節の移ろいっていいもんですねえ。短冊には「また来年無事に帰っておいで」と書くことにしようっと。

そうそう季節感といえば生徒が校内でクワガタを発見。さすが信貴山の麓の学校。ほんまええとこやなあ。

あとひとつ、今朝から蝉の鳴き声が、夏の情緒というよりはやかましさが勝ってしまうような。

                                    けどちょっと早いんと違うやろかーーー。 

                   

             

      いろいろな願い事がありました。七夕の日は晴れて織姫と彦星が出会えるといいですね。

                        

               ⇑ そして小さくても立派なツノをお持ちのクワガタさん。 ⇑

この1冊:第8回 柳田國男「遠野物語」(ちくま日本文学全集所収 文庫サイズ)

今回は日本民俗学の巨人である柳田國男の「遠野物語」を紹介します。柳田國男は日本で民俗学という学問を創設した人です。たとえば、この分野が先行したヨーロッパにはキリスト教以前の宗教信仰の形跡はほとんど残っていませんが、わが国には明治にはまだまだたくさんの豊かな信仰形態が残っていました。柳田はそれらをきちんと後世に学問として伝えていかなければならないと考えたのです(ですから、柳田は政府の統制的な宗教管理に強い異議を唱えました)。また、若い頃、有能な農政官として日本の農業の実態を見聞したことは、農耕民族としての日本人のアイデンティテイを研究する道を切り開いてゆくことになりました(いわゆる「常民」文化の研究です)。

「遠野物語」は佐々木喜善という人が語った遠野地方に伝わる言い伝えを書きつづったもので、学問としての民俗学の研究書ではありません。若い柳田はみやびな雅語でこの書物を書きました。その結果、あの三島由紀夫をして凡百の小説よりもはるかにおもしろい真の文学だと言わしめたほどの作品になりました。ここに記されていることは、遠野という一地方の伝承にすぎないのですが、その不思議な話の数々は、日本人の懐旧のロマンをかきたててやみません。座敷わらし、かっぱ、山オオカミ、山男、やまんばなど、我々にもなじみのある精霊たちが出てきて、読み手を豊かな幻想の世界に導いてくれます。

「山々の奥には山人住めり。」
「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。」
「旧家にはザシキワラシという神の住みたもう家少なからず。」
「遠野郷の民家の子女にして、異人にさらわれて行く者年々多くあり。」
「川には川童(かっぱ)多く住めり。」

欧米列強の後を必死に追いかけて、近代化を図ることばかりにかまけている日本人の姿は柳田國男にとって情けないものだったのでしょう。日本の古い世界など時代後れの遺物だと侮って、目新しい異国文化にばかりうつつをぬかしている都会人たちというのは、なにやら現代にまでつながる姿です。柳田は序文でつぎのように述べています。

「国内の山村にして遠野よりさらに物深き所にはまた無数の山神山人の伝説あるべし。願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。」

これらの話を語り伝えて、都会に住んでいる連中を震えあがらせてやりたい、というのですから、ずいぶん強い語調です。この本には「遠野物語」以外の柳田の代表的な文章もたくさん収められています。日本人が自分たちのアイデンティテイを探しつづけるかぎり、柳田國男の文章はこれからも読み続けられるでしょう。

*「遠野物語」の原文は歴史的仮名遣いで書かれているが、この本では現代の仮名遣いに改められている。筆者は必ずしも賛成ではないが、引用文の表記はそれにしたがった。