6月12日(水)校外実習「大阪市立博物館・大阪市立自然史博物館」その二

天メニューでは晴れる。これがクリスタルの通例である。

 というわけで予定より早く美術館を後にした一行は急遽予定を変更。徒歩で行けて、しかも入場料のかからない大阪市立天王寺動植物園へ。

 ちなみに本校支援室が校外実習で選定する行き先は圧倒的に大阪市立の施設である。

 その理由はすでにお気づきの方も多いだろうが、ほとんどの施設で「療育手帳およびその付添者は入場無料」となっているからである。

 これで本人・保護者の負担軽減はもちろん、職員の公費負担も少なくてすみ、学校の財政を圧迫することも少なくすむ。大変ありがたい制度だ。感謝です。

 さて、動植物園は、昨年の企画にもあったし、1年生3人も数日前に私的に遊びに行っていた(仲が良くてほほえましい限り)ので、反応はどうかと思ったが、一同大歓迎。やはり動植物が人の心をいやすことは間違いないようだ。単純に楽しい。

 園内自由行動で約一時間半くらいを過ごす。自然にグループに分かれた生徒たちも時間をしっかり守って集合。そして長居公園の一角にある自然史博物館へと出発。

 校外実習の課題の一つである乗車券の購入。路線図を見ながら行き先の駅と料金を確認する。これはなかなかいい勉強(国語・社会・算数)になる。で終わりたいが、昨今の科学技術の進歩はここで終わらせない。商品名を出していいのやら悪いのやら―――。

 ピタパやイコカ。改札口を通せばそれですべてOK。いい時代になったのやらどうなのやら―――。その分、事前学習での行き先・経路・料金調べの重要性が増してくる。先にやってるからまあいいか。ちなみに私は昨年秋から利用。便利でやめられない。技術は人の使いようですねえ。ICカード万歳。

 さて30度を越える猛暑の長居公園。木陰でお弁当を食べた後、公園入り口から自然史博物館まで地図を片手にグループごとにポイントをたどるオリエンテーリング。この企画は今回初めてだったがなかなか好評。今後も使えそう。

 博物館内では与えられた課題(指示された展示物を写メに収める。やっぱり科学技術の進歩はすごい)を求めてグループごとに探索開始。モンゴル恐竜展の期間は残念ながら過ぎていて見れなかったけど、常設展示を楽しんだ。

 帰りは見どころ情報の出ていた植物園のアジサイを楽しみながら駅へ。地図と時間で計算したら歩行距離は10kmを超えていたそうな。

 芸術作品と動物と自然の美に触れることができたちょっと疲れた楽しい一日。けどやっぱり暑かった。

                         
                  青空の下、白い美術館が映えて美しいですね。
 

 

                       
              木漏れ日を見ると熱い日差しも少し和らぐ気がしませんか?

 

  

       アジサイたちの写真です。淡い色がとても綺麗ですよね(※クリックで拡大できます)

6月12日(水)校外実習「大阪市立美術館・大阪市立自然史博物館」 その一

天メニューでは雨が降り、

 1年生にとっては入学後初の定期考査である中間考査も5月末に無事終わり、これまた1年生にとっては初の校外実習(考えてみれば1年生にとってはたいていのイベントが「初」になるのでこの「初」フレーズはこれで終了)に行ってきた。

 昨年の反省(「海辺で遊ぼう」と題したこの時期の企画が台風接近と一緒に飛んだ)を踏まえて、並はずれた雨男をスタッフに抱える本校支援室としては、今年度は梅雨入後の企画は晴雨兼用のものを企画した。

 結果はご承知の通り(この日の天気を覚えている読者はいないだろうけど)快晴。猛暑といってもいいくらい。脱水症状を心配するほどであった。長い前置きはこのくらいにして本題へ。

 先ずは、天王寺公園内の賢明にも存続が決まった大阪市立美術館。天王寺公園内にあるこの美術館は元大阪市民の私にとってもなじみ深いそして懐かしい美術館だ。

 お目当てはボストン美術館展。日本の貴重な美術品が海外にあるのはさみしいような、それでいて戦災を逃れたことへの感謝と御里帰りのうれしさなどの気持ちが入り混じり複雑なところ。

 平日の開館直後にして相当な混雑。正装した老若男女が熱心に見入っている。

 多くの生徒は短時間で出口に来てしまったが、「こういう世界もあるんだ」ということを彼らが実感することに大きな意義を見出すのである。

前置きが長くなってしまった。続きはまた次回。乞うご期待。

                        
                 見に行った展示の看板です(※クリックで拡大されます)

 

                          
                    集合写真。後ろの龍がとても迫力ありますね。

号外2 帰国報告

    Nice fight!!

 先ごろ号外版でお知らせした、チェコ・プラハでの陸上世界大会に出場した本校自立支援コース卒業生の門田君が昨日帰国し、今日さっそく応援のお礼に来校してくれました。以下丈ちゃんの言葉です。

  「チェコから帰ってきました。1500mの試合がんばりました。自己ベスト(4.17.25)は更新できなか ったけどいいタイム(4.17.80)がでました。応援してくれてありがとうございました。プラハの競技場は大きかったです。歩きながら赤いスーツを着ているルパン3世を探したけれどいなかったので残念でした。」

 決勝には出れなかったけれど、ひょうひょうとして「次また頑張る」と言った様子とチェコのチョコを土産にくれたのがうれしかった。

 今回の派遣は丈ちゃんにとってかけがえのない経験になったと思うよ。お寿司屋さんでの仕事と陸上競技の両立は大変だけど次の大会を目標に頑張ってね。

                          

                お帰りなさい。ルパンが居なかったのは残念だったね。

                          

                丈ちゃんお疲れ様!!次の大会に向けて頑張ってね^^

号外 本校卒業生 世界へ

 世界へばたけ、風となれ!!

 いつもに比べてたいそうなタイトルになったが、本校7期卒業生の門田丈幸君の快挙である。

 以下、読売新聞(2013年5月19日付け日刊)によると「6月にチェコ・プラハで開かれる知的障害者の「陸上世界選手権」の1500m日本代表に選ばれた。

 昨年10月の国内大会で同種目優勝、11月に開かれた世界選手権選考会で代表3人に入った。今年4月の記録会では、4分17秒25の自己ベストを記録した」ということである。

 この記事に先立って、門田君の保護者からの一報はあったのだがこうして大々的に公表されたことは喜ばしい限りである。

 丈ちゃん(我々はそう呼んでいる)は本校陸上部に在籍していた。クラブ活動を続けるには課題がたくさんあるのだが、本人の意思と保護者の熱意に応えた部顧問と部員全員に支えられて3年間頑張り続けた。

 また、新聞記事にもあったが絵を描くのが好きで、漫画ではとくに大好きな「ルパン3世」の絵をよく描いていた。

 1年生の頃は「頑張りや」と声をかけられると「僕は頑張っているのにもう言わないでください」といって少し怒っていたが、今回、出場おめでとうメールに「がんばってや」と送ると「8位入賞めざして頑張ります。ルパン3世がいるかどうか探します」とかえってきた。

 丈ちゃんと保護者の努力がまた一つ実を結んだことの喜びはもちろんだが、その返信がまたなんとも嬉しかった。

 プラハでの「走り」を存分に楽しんで来てね。先生たちは「旗の寄せ書き」を通して日本から応援してるよ。丈ちゃん「頑張って」 。

 職員手作りの応援旗を持って決意を新たに!

                        

     後悔しない、自分の力を出し切れる走りができる事を祈ってます。ガンバ!丈ちゃん!