自立支援コース授業内容のご紹介 「クリスタル授業 理科実験(1)」 平成25年度 第9号

思議に満ちた世界

         

               左二枚がポップコーン、右の写真がアイス作りの図です。

                 

              この二枚はペットボトルロケットですね。結構飛ぶんですよ。

 これは3年生3人、1年生1人(カリキュラムの関係で残念ながら週3時間のうち1時間しか参加できない)の計4人の授業である。身近な現象や製品を取り上げ科学的な説明をしながら実際に作ってみるという支援室スタッフに今年度迎えた理科教諭による実験を中心とした授業である。

 1学期に取り組んだものは、
「メスシリンダーの使用法からスポーツ飲料作り」「ガスバーナーの使用法からポップコーン作り」
「牛乳パックを材料にした竹トンボならぬパックトンボ」「建築強度の学習からマッチ棒の橋作り」
「食塩の温度低下作用を利用したアイスクリーム作り」「空気圧と水圧を利用したペットボトルロケット作り」
などなど。

 こういった授業は本コースの生徒のみならず子供にとって非常に有効なものであが、カリキュラムの制約があってなかなか実施は難しい。しかしながら本校では自由選択の学校設定科目で実施できる。

 実験中「えー。すごいやん」「そうなるとは思わんかった」―――等々の声を聞くのは本当にうれしい瞬間である。

          

          こちらはスライム製作ですね。『仲間になりたそうにこちらをみている!』

自立支援コース 授業内容のご紹介「クリスタル授業 基礎学習1」 平成25年度 第8号

るというコト

 先ずは学校設定科目である「基礎学習」の説明から。
 
 カリキュラムと原学級の時間割編成の関係で本コースの生徒全員がすべての講座を受講できるわけではないが、それぞれの生徒たちの得手不得手科目と教員配置を勘案して極力時間割に組み込んでいる。

 今年度の「基礎学習」の授業は10講座を設定することができた。講座数が多いのはマンツーマン形式のものがあるからである。内容は「国語」「漢字」「数学」「英語」「理科」「コミュニケーション」など様々(以前紹介した家庭科実習もこのジャンルに含まれる)である。

 今日はその中の一つ、「基礎学習1」を紹介しよう。

 この授業は週2時間を3年生3人、週1時間を1年生2人が入れ替わりで受講している。皆さんご承知の通り本校は普通科総合選択制なので、2,3年生はエリア選択と自由選択の時間が2時間連続で週に数コマ組み込まれており、またその中の数コマが2,3年生共通の時間帯のものもあるので学年を超えた小集団の授業展開が可能なのである。

 ただし、1年生はエリア選択や自由選択の時間がカリキュラムにはないので小集団授業(1年生3人のみのものですら)をレギュラーで組むことは事実上不可能である。

 さて、この講座は「手作り工作」を基本としている。材料には校内で伐採された枝木やペットボトル、牛乳パックなどの廃品を利用。おっとこれは今風に「エコ」「リサイクル」教育の一環と言う方がかっこいいかも。

 事実はお金がないだけのことだが―――。もっと予算を¥。いや強調マークはこっちやったか「!」

 4月から取り組んだものとしては、「枝木を使った人形・車」「楊枝立て」「ペットボトルを利用した筏(いかだ)」。現在は、「枝木を使った掛け軸」に取り組んでいる。「またやるの?」「しんどいやんーー」とかの声は時々は出るもののやり始めると集中してきてそれぞれに創意工夫がみられる。

 「のこぎり」「きり」「電動ドリル」「やすり」などを使っての作業で、時々見ていて怖い使い方をするのだが、こういった経験は持続力・集中力や手先の器用さや危険回避の能力を養うには大きく役立つものと考える。

 こういった道具を使って自分のおもちゃをよく作っていた私の経験からこのことは間違いない。

 そうそう「筏(いかだ)」は4人は乗れるものにはなったのだが、帆についてはまだまだ研究する必要があるようで、まだ改良が必要である。とはいえ季節は早くも秋になってしまったので来年度に向けての課題になってしまった。

 いずれにしても生徒には 「組み立てキット」ではないものを一から作る楽しさを充分に味わってもらいたいものである。

 

          

                 製作風景です。工具で怪我はせんといてね!

                 

             0から何かを創るってとてもいい経験になると思うのです。

   

                  製作された作品たちです。個性が光ってますね!

          

    こちらはペットボトル利用の筏です。もしかしたら、改良の果てにヨットのようになる可能性も・・・?

自立支援コース授業内容のご紹介 「クリスタル授業 家庭科実習(2)」 平成25年度 第7号

せを食べる

 いったん書き始めると筆が進むもので―――

 さて本日は前回に引き続き「家庭科実習 調理編」。前回同様この授業でも様々な技能が必要とされる。計量、細かな手指の動き、想像力、創造力、危険回避能力等々。

 前回も書いたが、本コースの3種類(原学級・小集団・マンツーマン)の授業の中で普通科ではカリキュラム上困難だが、総合選択制や総合学科のみで可能な学年を超えたこの小集団授業が、生徒の自主性、協調性、コミュニケーション能力などを養う点で最良の形態であるように思われる。

 原学級などの大集団では本コースの生徒たちはどうしても気おくれしてしまうことが多く、なかなか積極的に授業に取り組みにくいのが実情である。

 1学期を通じてのメニューは、山梨名物「ほうとう」、全国共通(?)「ハム卵キュウリを乗せた冷麺風冷麦とアイスクリームを添えた白玉団子黒蜜きな粉ソース味」、この頃流行の「冷製肉味噌麺とキュウリの辛味漬け」。

 なんといっても調理の場合は食べられるのがいい。全部が「おいしい。おいしい」と好評だった。

 これをきっかけに料理に興味を持って、自宅でも自分であるいは家族と一緒に何か一つでも作るようになってもらえれば授業設定の甲斐があるというものである。

        
          調理風景です。一年のころに比べると手際がよくなっております

               
                自分たちで作ると美味しさが何倍にもなりますよね

               
            アイスと白玉はなかなか美味しい組み合わせ。ぜひお試しあれ

               
            右が『ほうとう』と呼ばれるものです。気になる方はwebで検索を^^

自立支援コース授業内容のご紹介 「クリスタル授業 家庭科実習(1)」 平成25年度 第6号

界にひとつだけの―――――

  一筆書くと乗ってくるもので―――。前回の「説明会のお知らせ」に続いて今回は「自立支援コース生徒のみの授業」の紹介です。

 本コースの生徒の授業は、大きく分けて原学級で受ける授業と本コースの生徒のみで受ける授業の2種類のものがあります。さらに本コース生徒のみで受ける授業は、先生とマンツーマンで受けるものと小集団(3~7人)で受けるものとがあります。

 今日はその中の一つ「家庭科実習」を紹介します。この授業は2年3人、3年3人の計6名が毎週2時間受けています。その名の通り被服・調理・工作が主な内容です。その中で今日は2つ。エコバックとエプロンの製作の紹介です。

 エコバックはたためばポケットに全部収まってしまうというなかなかの優れものですが、生徒たちの評判はいま一つだったようで「いつ使うねん」「誰が使うねん」ーー。罰あたりにもほどがある。一方、エプロンの方はなかなか好評で「おしゃれやなあ」。

 家庭科教諭と実習教員とサポーターの3人で担当していますが、なかなか大変です。今後、自分で作るのは難しいだろうけどせめて家で使ってくれれば労も報われるのですが―――

            エプロンはこんな感じ。カラフルでおしゃれですね^^

            こちらはエコバック。便利さに気づくのはもっと後かなぁ?

    
             製作中のクリスタルメンバー。真剣な表情です。

お久しぶりです。自立支援室です。 平成25年度 第5号

 ほぼ三カ月ぶりの投稿です。とり急ぎお知らせする重要なことがあります。それは10月26日(土)に予定されている「知的障がい生徒自立支援コース説明会」のご案内です。これは本コースへの進学を考えられている中学生、保護者、中学校の担当の先生方向けの説明会です。ここでは入試や本コースの運営に関する説明をしています。
 HPの記事と合わせて説明会の内容をお聞きいただければ、より一層本校自立支援コースについてご理解をしていただけるものと思っています。ただし会場の都合上、中学生本人の参加は中学2.3年生のみ(保護者または担当の先生の同伴必要)で、中学1年生のかたは保護者、先生方のみしか参加できません。8月末に3学区を中心に近隣の中学校には案内状を送付していますので、参加を希望される方は中学校の先生に問い合わせてみてください。また送付されていない場合は、本校教頭まで電話でお問い合わせください。
 あまり長くなってもいけないので、今回はこのお知らせで終わりたいと思います。よろしくお願いします。