12月2日(火)保健指導「食育 実習編」 平成26年度 第16号

 本校の知的障がい生徒自立支援コースのカリキュラムのなかで養護教諭による「保健指導」は主要な目玉商品、いや主要企画の一つだ。

 2学期のテーマは「食育」。近年は社会状況や家族環境の変化からか、「食育」は家庭教育の分野だと言い切れない状況なのだという。「将来的に自立した生活を送るのための力を養う」ことを教育目標に置く、本コースの設置理念からいっても、この教育内容は重要な位置を占める。

 ちなみに、本コースの活動報告を見る限り「食べてばかりではないか?」といった声が聞かれることがあるが、その意味ではこれらの活動も「食育」の一環なのである。趣味と実益が一致する仕事はありがたいといえばありがたいものである。

 今回は「3学年9人一気にやってしまーー」「いや、やろう!」と。保健室と支援室の意見が一致。(ちなみにこれまでも意見が対立したことはないのだけれど)  生徒たちは、前回の「食育 講義編」で、栄養摂取の基礎やそれらの栄養素を含む食材などについてすでに学んでいる。今日はそれが形になってお腹がふくれる。実に良い連続企画である。

 さてそのメニューは、「和風ビビンバと具だくさんスープ」。両方とも野菜タップリ。野菜は今回担当の養護教諭のご実家で栽培されているのを頂いたとのこと。ありがたいことである。持つべきものはやはり人脈ですねえ。ご両親様ありがとうございます。またこの次もーーー。

 「健康のためには野菜をたくさん食べろ」とはよく言われることだが、肉や魚に比べて野菜ほど食べるまでに手間のかかるものはない。もちろん育てるのもだが。ちなみに一日に摂取必要な野菜を本日使用したもので並べると下の写真の量になるそうです。

 洗って、皮をむいて、切って、それで初めて煮炊きができる。共同作業に取り組むときはこの野菜を食べるまでの作業手順の多さがありがたい。9人いても全員に何らかの役割が分担される。その分付き添い職員も8人も投入したけれどーーー。

 2.3年生はこれまでの「調理実習」や「食文化」の授業ですっかり慣れた手つきで作業が進む。1年生は、家庭科の実習でこれまで2回の経験はあったが、包丁を持つ手つきは見ていてなんとも不安ーーー。「あっ、その指先が?!」などの声があちらから、こちらからーーー。

 技術の習得にはリスクはつきもの。恐れていては進歩はない。技術の向上の支援をし、そのリスクを軽減し大きな事故を未然に防ぐのが我々の仕事なのだろう。だから別の実習では電動ドリルも使っている。かなり根性はいるけれどーーー。

 というわけで無事いや立派に完成。お代わりでお鍋が空になってしまったことが本日の実習の成果を十分に表していた。

 養護教諭の先生方お疲れ様。そしてありがとうございました。

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