自立支援コース 授業内容のご紹介「クリスタル授業 基礎学習1」 平成25年度 第8号

るというコト

 先ずは学校設定科目である「基礎学習」の説明から。
 
 カリキュラムと原学級の時間割編成の関係で本コースの生徒全員がすべての講座を受講できるわけではないが、それぞれの生徒たちの得手不得手科目と教員配置を勘案して極力時間割に組み込んでいる。

 今年度の「基礎学習」の授業は10講座を設定することができた。講座数が多いのはマンツーマン形式のものがあるからである。内容は「国語」「漢字」「数学」「英語」「理科」「コミュニケーション」など様々(以前紹介した家庭科実習もこのジャンルに含まれる)である。

 今日はその中の一つ、「基礎学習1」を紹介しよう。

 この授業は週2時間を3年生3人、週1時間を1年生2人が入れ替わりで受講している。皆さんご承知の通り本校は普通科総合選択制なので、2,3年生はエリア選択と自由選択の時間が2時間連続で週に数コマ組み込まれており、またその中の数コマが2,3年生共通の時間帯のものもあるので学年を超えた小集団の授業展開が可能なのである。

 ただし、1年生はエリア選択や自由選択の時間がカリキュラムにはないので小集団授業(1年生3人のみのものですら)をレギュラーで組むことは事実上不可能である。

 さて、この講座は「手作り工作」を基本としている。材料には校内で伐採された枝木やペットボトル、牛乳パックなどの廃品を利用。おっとこれは今風に「エコ」「リサイクル」教育の一環と言う方がかっこいいかも。

 事実はお金がないだけのことだが―――。もっと予算を¥。いや強調マークはこっちやったか「!」

 4月から取り組んだものとしては、「枝木を使った人形・車」「楊枝立て」「ペットボトルを利用した筏(いかだ)」。現在は、「枝木を使った掛け軸」に取り組んでいる。「またやるの?」「しんどいやんーー」とかの声は時々は出るもののやり始めると集中してきてそれぞれに創意工夫がみられる。

 「のこぎり」「きり」「電動ドリル」「やすり」などを使っての作業で、時々見ていて怖い使い方をするのだが、こういった経験は持続力・集中力や手先の器用さや危険回避の能力を養うには大きく役立つものと考える。

 こういった道具を使って自分のおもちゃをよく作っていた私の経験からこのことは間違いない。

 そうそう「筏(いかだ)」は4人は乗れるものにはなったのだが、帆についてはまだまだ研究する必要があるようで、まだ改良が必要である。とはいえ季節は早くも秋になってしまったので来年度に向けての課題になってしまった。

 いずれにしても生徒には 「組み立てキット」ではないものを一から作る楽しさを充分に味わってもらいたいものである。

 

          

                 製作風景です。工具で怪我はせんといてね!

                 

             0から何かを創るってとてもいい経験になると思うのです。

   

                  製作された作品たちです。個性が光ってますね!

          

    こちらはペットボトル利用の筏です。もしかしたら、改良の果てにヨットのようになる可能性も・・・?

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